理学療法士の残業時間の実態について【残業時間はホワイト企業並み⁉】

医療従事者【働き方】

 

こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。

 

意外にも理学療法士を含む医療従事者の残業時間は、その他の業種・職種を含む一般企業と比較すると少ない傾向にあります。

 

驚くことに医療従事者の中でも、理学療法士が一番残業時間が少ないと言われています。

 

もはや、ホワイト企業を上回る残業時間の少なさです。

 

しかし、そこにもブラックな闇が存在します。

 

今回は、理学療法士の残業時間の実態を解説します。

 

 

 

理学療法士の残業時間の実態を解説

 

 

 

理学療法士の残業時間は?

 

 

理学療法士の残業時間はコメディカルの中でも特に少ないと言われています。

 

厚生労働省が令和元年(2019年)に集計し、2020年に公表した最新の賃金構造基本統計調査によると、理学療法士および作業療法士の月間の平均残業時間は約5時間となっています。

 

 

更に他職種と比較した残業時間を確認すると、コメディカルの中では理学療法士・作業療法士の残業時間は最も少ないことが分かります。

 

 

 

 

残業時間が少ない理由

 

・リハビリ業務は日勤帯で終了できる
・看護師のような緊急の呼び出しや対応がない

 

 

では、一般企業と比較してみましょう。

 

 

 

一般企業での残業時間は?

 

 

残業時間が月25時間以下の会社は、比較的ホワイトな会社であると言えます。

 

民間企業の調査結果によると残業時間の平均は、月25時間程度とされているためです。

 

OpenWorksの調査結果によると、月の残業時間は2014年以降は減少傾向にあり、「2019年10月~12月」では、月25.76時間となっています。

 

1か月あたりの所定出勤日数が22日程度の方では、月に25時間の残業をすると1日あたりの残業時間は、1.13時間となります。

 

 

つまり、ほぼ毎日1時間程度の残業をしていることになります。

 

 

 

 

(出典:OpenWork 働きがい研究所「日本の残業時間 定点観測」 四半期速報)

 

 

 

 

 

理学療法士の残業時間が少ない理由

 

 

 

 

理由➀前残業・サービス残業が多い

 

 

 

 

2019年に日本医療労働組合連合会が公表した「2018年秋・退勤時間調査」によると、

 

始業時間前残業を57.6%、就業時間後残業を59.4%の方が行っているのに対して、

 

残業代の請求は始業時間前残業では9.6%、終業時間後残業では32.6%しか行えていないと報告されています。

 

このことから、多くの残業時間は残業代として認められていない可能性が高く、残業を行っても認めてくれる職場が少ないことが分かります。

 

 

理学療法士も例外ではなく、リハビリ以外の書類業務や委員会の準備・参加等はサービス残業になっている可能性があります。

 

 

理由➁残業代が支給されないケースが多い

 

 

理学療法士実態調査報告書によると、理学療法士の中で残業代が支払われるのはほんの少しという報告もあります。

 

・100支給される:43%
・25~75%支給される:27%
・全く支給されない(サービス残業):30%

 

いわゆるサービス残業を強いられている人が57%もいるという事実です。

 

これは明らかに違法です。

 

参考|理学療法士実態調査報告

 

 

 

残業が多い職場の特徴

 

 

 

➀給与に固定残業代が含まれる病院

 

 

 

 

理学療法士求人の中には、固定残業(見なし残業)手当として残業代が月給に含まれている求人があります。

 

そうした求人は、基本的には残業が多い職場だと考えてください。

 

 

固定残業手当は残業があることを見込んで支払われる手当であるため、残業が少ない職場で支給されることはないためです。

 

 

固定残業代を支払っているのだから残って業務を行なうように命令する医療機関も存在します。

 

 

➁小規模な訪問リハビリ事業所

 

 

 

 

理学療法士が転職する職場の中でも、訪問リハビリは残業が多い傾向にあります。

 

・訪問件数が多い
・介護保険提出書類が多い
・医療事務職員がいない

 

 

訪問リハビリは件数が収益に直結するため、多く件数をこなし業務時間内にカルテを書く余裕がなかったり、

月初・月末には介護保険で提出しなければいけない書類が多かったりするためです。

 

小規模な事業所では医療事務職員を雇用しておらず、そのしわ寄せが療法士に来る可能性があります。

 

実際に訪問リハビリの求人には、残業時間が長く書かれている求人が多い傾向にあります。

 

 

残業が少ない職場の特徴

 

 

 

➀デイケア・デイサービス

 

 

 

 

理学療法士が転職する職場の中でも、デイケア(通所リハビリ)とデイサービス(通所介護)は残業が少ない傾向にあります。

 

・帰宅時間が決まっている
・カンファレンス等も少ない

 

通所サービスは利用者が帰宅する時間が早く、書類作業も業務時間内に終わらせることができるためです。

 

また病院と違って医師などとのカンファレンスがないことも、残業が少ない理由の一つだといえます。

 

基本的にデイケアやデイサービスは16時前後に送迎が始まり、16時半前後に送迎が終わります。

 

理学療法士は送迎の業務がなければ、送迎中にカルテなどの書類業務を終わらせることができます。

 

しかし、下記には注意しておきましょう。

 

注意点

 

・送迎業務や掃除など理学療法士が行なわない職場であること
・イベントの準備など手伝う必要がない職場であること

 

 

 

➁入所施設での勤務(特養や老健)

 

 

 

 

リハビリの時間が決まっており、またデイ同様に夕食の時間があるため時間内にリハビリ業務が終了でき、書類業務ができる時間を確保することができます。

 

・夕食までの時間が決まっている
・イレギュラーな出来事が起きにくい
・カンファレンスが少ない

 

理学療法士の施設入所系の求人を見ると、残業時間が少ない傾向にあります。

 

 

 

まとめ

 

 

理学療法士の残業時間が少ないのは事実です。しかし、前残業やサービス残業は、厚生労働省の統計データには、こうした実態が含まれていません。

 

理学療法士は診療に関わる残業時間は看護師などと比較すると少ない一方で、書類業務に関するサービス残業が多いことは知っておきましょう。

 

 

 

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