FIRE達成者から学ぼう【職業選択とコストパフォーマンス】について

医療従事者【働き方】

 

こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。

 

 

今回は、著書『FIRE 最強の早期リタイア術』の中から【職業選択とコストパフォーマンス】についてを紹介します。

 

この著書にはFIREを目指すための、貯蓄のポイントや投資法などが書かれていますが、内容は他のFIRE本に書かれている内容とありきたりです。

 

しかし、本書には独創的な部分が1点あります。

 

それは【職業選択とコストパフォーマンス】についての考え方です。

 

この考え方は医療従事者にも当てはまり、将来的に経済的自立を目指す人には重要なヒントです。

 

 

 

FIRE達成者から学ぼう【職業選択のコストパフォーマンス】について

 

 

 

 

本の概要・あらすじ

 

 

この本の著者は、若干31歳にしてアーリーリタイアを遂げ、FIREムーブメントの第一人者としてニューヨークタイムズ等の各種メディアでも活躍しました。

 

 

FIRE情報サイトMILLENNIAL REVOLUTIONを運営するクリスティー・シェンとブライス・リャン夫妻です。

 

この本書にはFIRE(経済的自立)を達成するために、オーソドックスな貯蓄法や投資術が解説されています。

 

 

【職業選択のコストパフォーマンス】とは何か?

 

 

 

著者は職業にはコスパがあると提唱しています。

 

 

彼女は➀執筆活動➁会計➂コンピューターエンジニアの3つの職業に憧れていました。

 

しかし、彼女は貧困であり大学に行く進学費用は高く、執筆活動の勉強をして作家になったとして果たして稼げるようになるのか?を考えました。

 

そこで彼女は職業ごとにPOTスコアで比較してみました。

 

 

POTスコアとは、『職業ごとの学費をコスト』をこれらの「仕事をしている人の給与の中央値と最低賃金の差額」で除したものです。

学費(職業になるまでにかかる費用)÷その給与の中央値と最低賃金の差額=POTスコア

 

 

 

 

 

スティーブ・ジョブズは情熱と直感に従う勇気を持てつことが大切と言っていましたが、これとは真逆です。

 

 

この本の作者は、作家になることが夢でしたが、POTスコア(学費と職業の費用対効果のスコア)が高いエンジニアの道を選びました。

 

エンジニアで年間1000万円の収入を実現し、ひたすら節約することでFIREを実現しました。

 

 

ポイントなのは投資で1から資産を築いたのではなく、本業の選択肢で入金力の高いものを選んだ点です。

 

 

まず自分の収入が低いので有れば昇進を目指す、転職をするなどして本業の入金力を高めることが近道であることを教えてくれています。

 

 

 

 

【職業選択のコストパフォーマンス】からわかること

 

 

 

 

・職業選択の重要性

 

 

POTスコアとは端的に言うと、

あるスキル(学歴)を得るのに必要な費用と、そのスキルにより得られる年収を比較しているという点で、POTスコアは学費や獲得スキルのコストパフォーマンスと言えます。

 

 

POTスコアだけでなく、年収の高い業種というものは予め決まっています。

 

年収UPが目的で転職をするのにこれらを知らずに動けるわけがありません。

 

 

 

 

これから転職を考えている、新たな異業種へのチャレンジ・資格の取得を考えているなら【職業選択のコストパフォーマンス】は非常に重要です。

 

 

 

・目標のために敢えて違う道を行くことも正解

 

 

 

 

本書の場合、POTスコアが異常に高いのがコンピューターサイエンスであるため、著者はシステムエンジニアとしてのキャリアを選択しました。

 

 

そのおかげで年収1000万円を得ることができ、FIREを達成することで

 

本当にやりたかった執筆という仕事を金銭的・時間的余裕を持って取り組むことができたのです。

 

 

上記は極端な例ですが、もし著者が執筆の勉強をするために進学していたならば日々の生活にも困窮しながら夢を目指す羽目になっていたでしょう。

 

 

つまり、夢を目指すためにまず確実な安定を得ることが重要であり、POTスコアのような現実的な側面も必要ということです。

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

POTスコアとは、『職業ごとの学費をコスト』をこれらの「仕事をしている人の給与の中央値と最低賃金の差額」で除したものです。

 

 

学費(職業になるまでにかかる費用)÷その給与の中央値と最低賃金の差額=POTスコア

 

 

そして、それらが教えてくれることは職業選択の重要性や夢を目指す上での近道です。

 

興味がある方は一度手に取って読んでみてくださいね。

 

 

 

 

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