こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
インデックス投資を始めようと思い立った時、最初に迷ってしまう場面があります。
それは投資信託のファンドととETF(上場投資信託)のファンドの2つがあり
どちらがどのように違うのかわからない事です。
そんな方達に必見。わかりやすく2者を比較しながら解説します。
投資信託とETF(上場投資信託)の違いとは?
・ETF(上場投資信託)
の2種類から選びます。
投資信託とは?
一人で個別株を購入するのではないので一人当たりの出資額は小額からでも可能となっています。
ETF(上場投資信託とは?)
上場していない投資信託とETF(上場投資信託)では
何がどのように変わってくるの?
図で示すと以下の違いがあります。1つずつ解説していきましょう。
上場・非上場の違い
先ほども解説した通り、上場とは証券市場で取引が行なわれていることを指します。
簡単に言うと、
株が売り買いされている流通市場に会社の詰め合わせパックとして陳列されている状態と思ってください。
非上場の場合は、市場に陳列されておらず個人商店(証券会社・郵便局・銀行など)で会社の詰め合わせパックが売られている状態です。
購入価格の違い
投資信託は1日1回算出される基準価格をもとに値段が決まります。
投資信託が保有している株や債券(会社の詰め合わせパック)の時価総額に
利息や配当金をプラスして運用コストを差し引くことで導き出されます。
ETFの場合、皆さんの考える株と同じようにリアルタイムで価格変動が起きており
好きなタイミングで購入することができます。
イメージは下図です。
このETFの場合、1日のうち、おおよそ157.3円~158.76円の間で値動きがあったという事になります。
ETFの場合はこのリアルタイムの値動きを見ながら購入のタイミングを計ることができます。
購入方法の違い
例えば、一口100円のファンドがあったとすると
販売会社に申し込みを行ない
口数注文(100円の商品を10口くれ!)か金額指定(1000円で買えるだけ口数をくれ!)で購入します。
リアルタイムで値動きがあるので
指値注文(100円以上or100円以下になったら買うよ!など値段設定は自由)か
成行注文(取り合えず買えるタイミングがあったら買うよ!)で購入します。
現在ではネット証券を開設することでパソコンやスマホの画面からボタン一つで
どちらも注文可能となっています。
初心者におすすめな証券会社
おすすめの証券会社の記事はこちらを参照(‘ω’)ノ
コストによる違い
購入時手数料
投資信託の場合:購入時に手数料を取られます。
ETFの場合:購入額に応じて証券会社が決めた売買手数料を支払います。
現在、証券会社では購入時手数料の価格引き下げ競争が起きており、どこの証券会社も
ほぼ横並びとなっています。
信託報酬
信託報酬とは自分の代わりに資産を運用してくれたことに対する手間賃を指します。
投資信託の場合
ETFの場合
しかし、最近では信託報酬の価格値下げ競争も起き、
投資信託とETFの信託報酬の差は少なくなってきています。(商品による)
売買手数料
投資信託の場合
ETFの場合
分配金・配当金の違い
投資信託やETFはファンド(商品)によって決まった時期に、分配金(配当金)が受け取れます。
投資信託の場合、自動で分配金を再投資するor受け取るかを選べます。
ETFの場合は、現金で受け取るしかできません。
そのため、分配金を再投資するのであれば自分で再度買い付けを行なう必要があります。
まとめ
投資信託とETFの違いを詳しく解説しました。
ETFと投資信託では、どちらが優れてどちらが劣っているという訳ではありません。
投資信託でも不良なファンドもありますし、ETFでも見られます。
どのような目的とスタンスで資産運用を考えるかで選択する、場合によっては両方を組み合わせてもいいかもしれません。
次回は優良ファンドの見分け方を紹介したいと思います(‘ω’)ノ
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