こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
2020年3月のコロナショックを機に証券口座を開設し株式投資を始めた人が日本を始め、先進国で多く見られました。
これは現金で資産を保有するよりも、株式投資等で資産を保有した方が結果的に資産が増える可能性が高いことを多くの人が理解し始めたということです。
コロナショックでは下記のように各国の株価が大暴落しましたが、株式市場が始まって以来回復しなかった下落局面はありませんでした。
すなわち、これをチャンスと捉えて投資を開始した人達が多くいたのです。
今回は、コロナショック以後の日本のNISA口座の開設・利用状況を日本証券協会のデータを基に解説します。
2020年の日本でのNISA口座開設状況を解説
➀NISA口座数の推移
【解説】
NISA口座とは、株式投資で儲けた利益に対して税金が掛からない国が推奨する口座です。
一般NISAに対して、圧倒的に積立NISAの口座開設が多い背景には、多くの方は目先の利益ではなく長期投資を前提に自分年金のための資産を作ろうとしていることが読み解けます。
➁投資未経験者の割合
【解説】
新規でNISA口座を開設し株式投資を始めてみようとする人の多くは、株式投資未経験者が半分以上であることがわかります。
さらに一般NISAと積立NISAを比較すると積立NISAの方が初心者の割合が圧倒的に多く約7割強が初心者です。
しかし、これには理由があり、積立NISAで買える金融商品は金融庁が事前に悪質なものを除外しておりほとんど投資に失敗しないような優良な金融商品のみになっているためです。
つまり、積立NISAの方が投資初心者にはおすすめと言えます。
➂20歳代~40歳代の口座数の割合
【解説】
株式投資と言うと50歳以上のおじさんがやっているイメージですが、
2020年3月以降は20歳~40歳の若者が新規の口座開設の半分以上を占めています。
これは、SNSを中心に若者へ資産形成を呼びかけるインフルエンサーが増えたことも要因の一つです。
➃株式投資の平均投資額は?
以下
「500~1000 万円未満」(13.4%)
「300~500 万円未満」(12.7%)
「10~50 万円未満」(12.5%)
「50~100 万円未満」(11.8%)
「1000~3000 万円未満」(10.2%)
【解説】
若年層の投資初心者が多いため、平均投資額はやや低めとなっています。
年齢と年収に比例して投資額が多くなっていく傾向があり、これも長期×積立×複利の効果です。
まとめ
まだNISA口座を開設していない、株式投資がわからない人はまずは知ることから始めましょう。
このブログでは簡単な資産形成から生きていく上では避けられないお金の話などを書いています。
そして、来年から株式投資を始めようと考えている人は口座開設にチャレンジしましょう。
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