こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
ライフイベントにはお金がかかります。
例えば、結婚費用・教育費・マイホーム購入費・老後資金etc。
いったいいくらかかるかご存じでしょうか?
今回は、人生の大きな出来事(ライフイベント)にかかる費用を解説します。
人生の大きな出来事(ライフイベント)にかかる費用を解説
まずは、ライフイベントの前に世帯別の平均貯蓄額/平均借入額はいくらかを把握しましょう。
世帯別の平均貯蓄額/平均借入額
※厚生労働省「国民生活基礎調査の概況(2019年)」
全世帯で「貯蓄がある」と答えた割合は81.9%で、1世帯当たり平均貯蓄額は1077万円でした。
子育て世帯では全世帯平均よりも少なく、母子世帯にいたっては、平均貯蓄額を大きく下回ります。
児童のいる世帯は、1世帯当たりの借入金額が「2000万~3000万円」と答えた方の割合が15.2%ともっとも多くなっています。
これは、教育費や住宅ローンの負担が大きく貯蓄に回す余裕がないことが考えられます。
年代別の平均貯蓄額と平均借入金額
次は年齢別の平均貯蓄額と平均借入金額です。
世帯主の年代が上がるほど平均貯蓄額は増えていることがわかります。
1世帯当たりの平均借入金額は、「30~39歳」が1071.1万円と最も高く、 「50~59歳」で546.8万円へと減少しています。
このデータから30代で住宅ローンを利用してマイホームを購入している世帯が多いということがわかります。
ライフイベントにかかる平均金額は?
人生の大きな出来事(ライフイベント)に一体いくらの費用がかかるのでしょうか?
➀結納・結婚・新婚旅行費用
結納・結婚・新婚旅行にかかる総額平均は469万2000円です。
結婚は一生に一度、男性・女性ともに憧れるということで、費用が高くなる傾向があります。
➁入院・分娩・出産費用
厚生労働省の資料によれば、2019年度の入院分娩費用など出産費用は全国平均で460,217円でした(室料差額等を除く)。
施設別にみると、公的病院では443,776円、私的病院では481,766円、診療所・助産所では457,349円となっています。
しかし、出産の場合は健康保険に加入している場合は約420,000円の出産育児一時金が支給されます。
➂子どもの教育費
幼稚園から高校までにかかる学習費総額は
文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」より、幼稚園3年、小学校6年、中学校・高校3年で算出。
大学入学から卒業までにかかる学費と生活費は
日本学生支援機構「平成30年度学生生活調査結果」より
➃マイホーム購入にかかる費用
マイホーム購入に必要な費用は、
住宅金融支援機構「2019年度フラット35利用者調査」より。
建売住宅3494万円、マンション4521万円(全国平均の所要資金)で、頭金2割、住宅購入にかかる諸費用を物件価格の7.5%とした場合。
➄老後に不足する生活資金の費用
老後に不足する生活資金(夫65~90歳仮定すると)・・・約998万円
総務省統計局「家計調査報告(家計収支編)2019年」より。
夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯の月平均赤字約3万3269円が25年続くと仮定(2020年のデータは新型コロナウイルス感染症による現金10万円一律給付と支出の減少があったため、2019年のデータを使用)
➅お葬式と墓石購入に必要な費用
2020年3月に実施した「第4回お葬式に関する全国調査(2020年)」によると、葬儀にかかった合計費用は、全国平均で208万200円でした。
墓石の平均価格(永代使用料+墓石価格)は
墓石を設置する地域や宗派によって値段が大きく変わるので注意が必要です。
また、両親の介護にも費用がかかることを忘れてはいけません。
まとめ
将来に必要な貯蓄額を予想するためには、年代やライフイベントによってかかる金額を知ることが第一です。
自身がいまどのライフステージにいて、今後必要になるお金はいくらかを知り、必要な貯金額を導き出すことができます。
将来に備えて計画的に人生を歩んでいきましょう。
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