医療従事者の給与は医師以外高いとは言えません。
日本では様々な業種がありますが
業種ごとに世代や勤続年数ごとの給与水準を見ていくと、実は給与水準に大きな差があります。
本日は、医療以外の業種と医療従事者の給与水準を比較し、
医療従事者の給与水準の特徴を解説します。
医療従事者の給与水準の特徴とは?
まずは結論
給与水準を他業種と比較
勤続年数による給与の増減は業種によってかなり違います。
業種を14に分けて業種別の平均給与と勤続年数による平均給与のグラフです。
給与所得者の年間平均給与(業種別・勤続年数別)(資料:国税庁民間給与実態統計(2018年)※1年を通じて勤務した給与所得者の値)
勤続年数別に平均給与の高い業種をみると、「金融業・保険業」「電気・ガス・熱供給・水道業」「情報通信業」の3業種が比較的高くなっています。
となっています。
となっています。
医療・福祉は丁度中間の順位です。
平均給与を業種別にみると250万円から759万円まで500万円以上の大きな差があり、
特に勤続30年以上に限ると差は600万円以上にもなります。
平均給与は勤続年数30年強でピークを迎える
しかし日本では年功序列制の崩壊が始まっています。詳しくはこちらから(‘ω’)ノ
平均給与は50~54歳でピークを迎える
勤続年数に続いて、世代別の給与の違いをグラフに表します。
給与所得者の年齢階層別年間平均給与(資料:国税庁民間給与実態統計(2018年)※1年を通じて勤務した給与所得者の値)
50歳を過ぎたら給与が減る覚悟をしておくべきなのでしょう。
転職は業種も考慮して勤務先を考えること
世代別給与も業種別にグラフにしてみました。
給与所得者の年間平均給与(業種別・年齢階層別)
多くの業種では給与のピークを50~54歳または55~59歳で迎えますが、
宿泊業・飲食サービス業の給与は40~44歳の307万3000円がピークです。
さらに7業種では20~24歳で既にこの額を上回っています。
どの業種で働くかによって、どれだけ一生懸命働いても埋められない大きな差があることは事実です。
医療従事者は国家資格があるため同じ職種で働く方がほとんどです。
しかし、国家資格を活かし他業種・業界へ転職する道もあります。詳しくはこちら(‘ω’)ノ



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