こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
セラピストの皆様、将来結婚を考えているでしょうか?
今回は、セラピストの結婚という視点から実際の結婚事情や仕事への影響などを解説していきます。
理学療法士の結婚事情はどうなっているのか?
セラピストは結婚しやすい?
国勢調査をもとにした職業別の生涯未婚率は、保健医療の職業従事者は男性で9%前後、女性で13%前後でした。
男女ともにほかの職業の生涯未婚率に比べて低くなっています。
つまり、理学療法士を含む保健医療職従事者は、ほかの職業の方に比べて結婚しやすい傾向があることがわかっているのです。
セラピストの妻は「共働き」が前提
理学療法士の平均年収は400万円程度で決して高いとは言えません。
さらに、結婚適齢期である20代~30代となると働く分野によってこれを下回る場合が多いはずです。
実際にセラピストの転職理由としても、結婚や出産・育児によりお金が必要となり転職を決意するセラピストが多いことが挙げられます。
つまり旦那さんが理学療法士だった場合は、夫婦2人で家計を支える必要があります。
将来的には専業主婦も難しくないにせよ、はじめから「共働きは嫌だ」と考えている女性との結婚は厳しいと言えます。
セラピストの共働き事情についてはこちら

結婚後の仕事は?
職種によっては、結婚後に仕事を続けるのが難しくなる職業もあるはずです。
では次に、結婚後、理学療法士としての仕事は継続できるのかを見てみましょう。
結婚による仕事への影響
職場結婚が多い理学療法士のカップルは、やはり共働き世帯が多くなります。
遠方への引っ越しでもない限り、結婚後も変わらず仕事を続ける女性がほとんどです。
職場結婚の場合は、便宜上旧姓のまま働き続ける女性もいます。
結婚をしたからといって、子供ができるまではさほど仕事への影響はありません。
職場の規模にもよりますが、比較的有給休暇などの申請もしやすく完全にブラックと言える職場が少ないのが医療機関等の特徴です。
しかし結婚後に妊娠・出産・育児などがあり常勤の勤務形態が厳しくなったという方もいるはずです。
その場合は、理学療法士の求人は非常勤やパートも豊富です。
無理なく、家庭との両立をしたいという女性理学療法士は、あえて非常勤やパートの勤務形態を選んでいるという選択肢もあります。
夫が一般企業の場合は、土日休みの場合があるかも知れません。
しかし理学療法士は必ずしも週末休みになるとは限りません。夫と休みを合わせたい場合は、早めに調整しましょう。
結婚のタイミングで転職を考えているセラピストやブランクのあるセラピストでもエージェントを活用して転職の幅を広げましょう。
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産休育休の取得と復職の現状
理学療法士などの医療職は、全体で見ると比較的産休や育児休暇を取得しやすい傾向があります。
ゆえに産休育休制度の整っている医療機関がほとんどです。
医療・福祉の業種においては、出産した女性の89.3%が育児休暇を取得しています。
しかし、男性は6.86%に留まっています。(平成30年度雇用均等基本調査より)
なかには施設内にスタッフ専用の保育所を完備している医療機関もあります。それだけ、女性のスタッフにも長く働いてほしいという施設が多いということです。
理学療法士協会の資料から女性の理学療法士就業率は20~30歳代に10%以上低下し、以後横ばいです。
これは結婚・出産のタイミングで退職する女性セラピストの復職率が高くないことを示しています。
復職するセラピストは、育休明けにもすぐフル勤務するのではなく、育児のために定時より1~2時間早く勤務を終える「時短制度」を利用するケースが多くなっています。
しかし、子供が大きくなって時間に余裕ができてからまた理学療法士の常勤として復職する方もいます。
こういった場合、理学療法士としてのブランクを埋めるために介護・福祉分野などのデイサービスや訪問リハビリに転職する方が多くなっています。
まとめ
理学療法士の結婚事情は
理学療法士という職業は、家庭も仕事もしっかり両立ができる職業だといえます。
ぜひ、仕事と家庭の両立を目指してくださいね。
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