こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
『収入は少ないけどとりあえず3年働いてから転職しよう。』
『30歳くらいまではこの病院で働いてから転職しよう。』
上記のように給与面や残業などの業務時間に不満があるのに、転職のタイミングを考えてしまう療法士は多いはずです。
しかし、療法士を始めとする医療従事者の多くは、現在の診療報酬制度が続く限り転職するのは早ければ早い方がいいのです。
今回は、理学療法士の転職は早ければ早い方が良い理由を解説します。
理学療法士の転職は早ければ早い方が良い理由
理由①同一労働同一賃金の傾向が強いため
理学療法士を始めとする医療従事者の国家資格では、同一労働同一賃金の傾向が強く見られます。
国家資格を取得した時点で各人の保有する知識やスキルは横一線とみなされ、利益は全て診療報酬制度に則り支払われるためです。
一般企業では最終学歴によって、ある程度待遇に差がつけられているケースがほとんどです。
しかし、療法士を始めとする国家資格を取得した医療従事者の場合、
大卒でも専門卒でも最終学歴によっても待遇に差がつくこともほとんどありません。
理由②どの分野で働くかで年収が変わるため
本来であれば、高い知識・技術を持つ者がより専門的で高度な医療機関等に就職でき高い年収で働くものです。
しかし、現代の療法士の転職市場ではそれが通用しません。
経験年数や知識・技術の有無で収入が決定しているわけでない現状があります。
総合病院やリハビリテーション病院、ケアミックス病院などの医療機関で働くよりもクリニックや介護分野で働く方が理学療法士の給与の相場は高い傾向にあります。
つまり、診療報酬制度に収益を依存している医療従事者の場合、収益性の高い診療報酬・加算を取得し、経費が少なく人件費に収益を回せる領域・分野では働くことで年収が大きく変わるのです。
療法士が転職可能な高年収な転職先の第1位は訪問リハビリでの勤務です。
理由③現在の収入を上げた方が将来的にお得だから
簡単に生涯年収で比較するとわかりやすいです。
例えば年功序列制で50歳代、リハビリトップの役職について年収600万円を貰ったとしても結果的に早期転職した人には負けるのです。
『現在の100万円の価値と10年後の100万円の価値は違う』とも言い換えられます。
例えば、あなたが転職して年収が100万円上がった場合に「それを今受け取るか?あるいは10年後に受け取るか?」どちらが得かを考えた場合、今日受け取った方が得ということになります。
これはなぜかというと、
たとえば20代で転職し年収400万円➡年収500万円にアップしたとしましょう。
税金等は考慮せず、年収UPした100万円を、利回り10%で投資することができれば、10年後に259万円にもなるからです。
つまり、今日100万円受け取った方が159万円もお得だと言えるわけです。
言い方を変えれば、例え10年後に年収600万円になったとしても、UPした分の200万円は、
今日の約70万円の価値しかないということです。
時間も同様で20歳代の時間と50歳代の時間の価値が違うことと同様です。
将来にわたって生み出す利益の総和を現在価値に換算するという考え方を持ちましょう。
まとめ
理学療法士の転職は早ければ早い方が良い理由は以下です。
年収1,000万円などの超高額な年収などは目指すことは困難な療法士ですが、誰でも年収500万円~600万円までは目指すことは可能です。
早めの転職を決意し、その先で知識やスキルアップを図っていきましょう。
おすすめの転職サイト
➀マイナビコメディカル
公式:マイナビコメディカル
一般職の転職サイト「マイナビ」が母体です。
理学療法士のほか、作業療法士、言語聴覚士などのコメディカルを専門に担当制で転職エージェントが付きます。
自分では、転職先の内部事情などは聴きにくいものです。エージェントを通して情報収集を行ないましょう。
➁PTOTSTワーカー
理学療法士と関連する、作業療法士、言語聴覚士の3職種(PT・OT・ST)に特化した求人情報サイトが、「PTOTSTワーカー」です。
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求人数の多さは、直接的な希望に沿った求人に出会えるチャンスと捉えましょう。
➂PTOTキャリアナビ
公式:PTOTキャリアナビ
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