こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
セラピストを目指す学生達は、必ず2回以上の臨床実習をクリアしなければなりません。
多くの学生が躓くのがこの実習です。
臨床実習が終わり学校が再開したらクラスの人数が何人か減っていたなんてことも珍しくありません。
今回は、効率的に臨床実習を乗り越える方法を解説します。
臨床実習の乗り越え方マニュアル(セラピストを目指す学生用)
臨床実習の心得 3箇条
第1条:長期実習は事前準備で結果が決まる!
長期実習はどれだけ事前に準備できるかで決まります。
なぜなら実習が始まれば
慣れない病院の環境、バイザーとの人間関係、患者さんとのコミュニケーションがストレス
となり疲労が積み重なるためです。
だからこそ課題やレポートに労力を割いている場合ではないのです。
準備➀事前に実習先の情報は先輩や先生から情報収集するべし
実習先である病院や施設は上級生が既に経験済みです。
知り得る情報は全て聞いておきましょう。
・バイザーはどういったところに厳しいのか?(挨拶・提出物・報連相etc.)
・どんな患者さんやどのような疾患が多いのか?(整形or脳卒中or内科疾患)
・優しい先生・厳しい(関わると厄介)な先生は誰か?
・一日の大まかなスケジュール
・病院のマイルールはあるか?(〇〇法を推奨している病院etc.)
また、先輩が作成したレポートも見せてもらうようにしましょう。
全体のイメージをつけることができます。
準備➁レポートの書き方・デイリーの書き方を知る
睡眠時間・休日を確保するために素早く課題を終了させる必要があります。
実習前に学校から書き方の指導があるかも知れませんが、先輩に頂いた提出物も併せて
再度確認しましょう。
デイリーは基本的にSOAPで記入しましょう。
レポート・デイリー書き方は以下の本で詳細に説明されています。
学校の図書館を探してみましょう(‘ω’)ノ
準備➂レポート・デイリーに記載するネタ(根拠・理由)を文献から探す
実習生が120%ツッコまれる部分はなぜ〇〇なのか?なぜ□□するのか?
何をするにも根拠・理由を求められます。
そして、実習生は答えられず何がわからないのかがわからない悪循環に陥り
睡眠時間を削られ落ちていくのです。
そのため、レポート・デイリーに記載するネタ(根拠・理由)を始めから情報として知っている
ということは時間短縮になります。
・その疾患について文献を探しコピーしファイリングしておく(データ保存でもよい)
・レポート・デイリーで根拠や理由がわからない時は参考にする(参考文献は記載する)
教科書でも十分代用が可能です。
例えば整形疾患で股関節のことだけで1冊書いている本ではなく、
1冊で整形疾患全般を網羅している本を選びましょう。
整形疾患ならばおすすめ書籍はこちら(‘ω’)ノ
脳血管障害ならばおすすめ書籍はこちら(‘ω’)ノ
第2条:長期実習は体力勝負!身体を壊せば元も子も失う!
コンディションが悪い状態で書いたレポートやデイリーはすぐに訂正されます。
そこに以下の追い打ちがかかります。
初日にできなかったor不十分であった内容を翌日にさらにまとめ提出する場合、
課題が利子のように課題が積み重なりいずれキャパオーバーになります。
必ず睡眠時間は確保するようにしましょう。
第3条:合格できれば過程など関係ない!結果で示せ!
セラピストを目指す学生の最終目標は理学療法士になることです。
合格・不合格は雲泥の差ですが、優・良・可の差はありません。全て合格です。
成績優秀でも臨床実習で燃え尽きてしまう実習生を何人も見ました。
臨床実習では高得点を目指す必要はないのです。
ただ1~2ヶ月を乗り越えればそれでいいのです。
まとめ
簡単に臨床実習の乗り越え方を解説しました。
実習に行かせて頂いているという気持ちを忘れず、挨拶や接遇は
常に気をつけて気持ち良く臨床実習に挑みましょう(‘ω’)ノ
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