両親の介護・福祉にはいくらかかるのか?【介護の問題】

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医療従事者【働き方】

 

こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。

 

いままで、自分の老後資金の問題のみをクローズUPしてきましたが、

実際は両親の介護する費用も考えておかなければなりません。

 

今回は、【平成30年度の生命保険の全国実態調査】や家計経済研究所【在宅介護のお金と負担】より実際の親の介護状況の実態やかかる費用などを解説していきます。

 

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両親の生活支援・介護の実態を解説

 

 

子どもが親の介護をするのが当たり前の時代は終わりました

 

収入が増えにくい低成長が続き、子ども世代は自分の生活で手一杯で親を援助する余裕がないからです。

親世代は、まず、このことを肝に銘じる必要があります。

しかし、両親の介護問題は避けては通れない問題です。

 

では、実際にどれくらいの期間、どこで、どれくらいの費用が介護にはかかるのでしょうか?

 

 

➀介護費用について

 

まずは、一番気になる費用について見てみましょう。

 在宅介護は月平均約5万円

在宅介護にかかる費用は、大きく次の2種類に分けられます。

  • デイサービスや訪問介護等にかかる「介護サービス」
  • オムツ代や住宅改修などにかかる「介護サービス以外」

 

家計経済研究所が行った「在宅介護のお金と負担」調査によると、月々に在宅介護にかかる費用は平均約5万円。
内訳は「介護サービス」は1万6千円、「介護サービス以外」は3万4千円でした。

利用料を要介護度別で示すと、以下の表のようになります。

 

 

 

 

 

 

しかし、介護を行なった場所別にみると、「在宅」に比べ「施設」では11.8万円と高くなっています。

 

 

➁介護期間について

 

平均介護期間は4年7カ月

 

介護を始めてからの期間を見ると、平均54.5ヶ月(4年7カ月)となっています。

 

介護期間分布をみると、

・「4年~10年未満」が28.3%
・「2年~3年未満」が14.5%
・「3年~4年未満」が14.5%
・「10年以上」が14.5%

 

つまり、平均介護期間平均54.5ヶ月(4年7カ月)の在宅介護での費用は、5万円×54.5カ月=272.5万円と算出できます。

 

 

➂介護を行なった場所について

 

介護を行なった場所を見ると、

「自分の家」が41.1%
「民間有料老人ホームやサービス付き高齢者住宅など」20.5%
「両親の家」14.5%

 

 

また、在宅介護か施設介護かを見ると

 

在宅介護:55.6%
施設介護:42.4%

 

要介護2~3を境に在宅介護に限界を感じ、施設介護にシフトする世帯が多いようです(制度的にも)

 

 

介護施設は価格差が大きい

 

介護施設には「有料老人ホーム」「特別養護老人ホーム」「サービス付き高齢者向け住宅」などさまざまな種類があります。

それぞれに対象者や、果たす役割が異なりますが、大まかに費用だけで比較すると下記の表のようになります。

 

施設の種類 公的/民間 入居一時金の相場 月額料金の相場
介護付き有料老人ホーム 民間 0~数億円 15~35万円
住宅型有料老人ホーム(健康型含む) 0~数千万円 15~35万円
サービス付き高齢者向け住宅 0~数百万円 10~30万円
グループホーム 0~数百万円 15~30万円
特別養護老人ホーム 公的 なし 6~15万円
ケアハウス(軽費老人ホームC型) 数十万~数百万円 15~30万円

 

可能であれば特別養護老人ホーム(特養)を利用

 

重度の介護を必要とする方が、軽い費用負担で長期入居できる公的な介護施設です。

 

特別養護老人ホームは有料老人ホームよりも安価のため人気があります。入居には一定の条件(原則「要介護3」以上)が設けられ、入居待ちの方も多くいます。

入居一時金はありません。

➃時間について

 

介護が始まると、どれくらい家族が介護に時間を費やさねばならないのかお伝えします。在宅介護と施設介護での、家族が費やす介護時間の比較をしてみました。

在宅介護は休めない

 

下記表は、要介護度別に在宅介護での介護者の介護時間をグラフにしたものです(厚生労働省「国民生活基礎調査」平成28年)。

 

 

 

家族介護者のうち約68%が1日に1~3 時間程度しか自由時間・休息時間がとれていません。

では、介護者は1日にどのくらい介護に時間を割いているのでしょうか?

 

要介護1の場合、「必要なときに手をかす程度」が60.10%ですが、要介護度がそれ以上高くなると、介護する時間が3時間以上と長くなる傾向です。

 

 

ただ、介護度が軽くても、認知症の方などは身体が元気で多動なため逆に目が離せず、常に見守りが必要になることもありえますので、一概に介護度が軽いから介護が楽とは言い切れません。

 

在宅介護でのデメリットは、要介護者を見守る家族の時間的負担が大きいことです。

 

 施設介護は介護負担が激減

 

施設介護になると家族の介護に費やす時間は「面会時間」のみです。以下は、施設に入居している親の元に家族が面会に行く頻度です。

 

親の介護 自分の生活 家族の面会頻度

 

 

最多の面会頻度は、30%で週に1回程度でした。施設に入居することで、家族の介護の時間は圧倒的に軽減されます。

 

まとめ

 

両親の介護が必要となった時もお金と時間が掛かります。

 

両親の貯蓄から介護費用を捻出できれば問題ないですが、もし子どもが負担する場合は自分の生活すらも危うい可能性もあるのです。

 

親の介護は資金に余裕があれば施設介護を選択する方がよいはずです。

 

今からでも両親と話し合っておくことも必要になってくるでしょう。

 

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