こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
理学療法士としての収入を経験年数の浅いうちから
最大化させる方法の一つに扱う分野の選択があります。
その中で私がおすすめするのは『訪問看護リハビリ』への転職です。
なぜ病院や施設でもなく『訪問看護リハビリ』が年収UPに繋がるのか解説します。.
訪問看護事業所を選ぶ時に見るべきポイント
➀歩合制・出来高制(インセンティブ)があること
まず病院や施設勤務と大きく違うところはインセンティブを設定している事業所を
選びましょう。
1件当たり〇円や1ヶ月の訪問件数70件以上で以降1件に付き〇円
など条件は様々です。
1日5件を週5日行なうとして1ヶ月で約100件を概ねまわることになります。
求人で多いインセンティブの条件は
などがあります。計算すると
Aの場合、インセンティブは約40000~50000円
Bの場合は70件以上からとすると、30000~60000円となります。
さらに、訪問看護の需要が多い地域では1日あたりの訪問件数が6~7件
という事業所もよく聞きます。
最近では完全出来高制の訪問看護ステーションも増えています。
1件当たり医療保険(4000円)・介護保険(3000円)前後となっています。
つまり、
1ヶ月100件として50件×4000円+50件3000円とすると月収35万円になります。
これは、かなり控えめに計算しています。
実際はリハビリ時間が1件60分であれば更に報酬が上がりますし、医療保険の
担当を多く持ったり、1日7件まわったりなどすれば更に収入を増やせます。
➁直行直帰が可能な事業所を選ぶ
収入を増やすためには1件でも多くの担当を持ち、1日でまわりきらなければなりません。
就業開始時と終了時のミーティング時間と移動時間が非常に勿体ないです。
効率よく訪問件数を増やせるように直行直帰が可能な事業所を選びましょう。
➂ICT化を進めている事業所を選ぶ
ICTとは情報通信技術のことで、通信技術を使用したコミュニケーションを指します。
簡単に言うと、
スタッフに付与したスマホやタブレットなどの端末からカルテ情報にアクセスできる環境の
整備された事業所を選ぶということです。
これができると何が変わるかというと、訪問先からカルテへの記載や計画書が作成が
可能になります。
訪問と訪問の間の隙間時間や昼休憩などにサクサクとその日の
事務作業を行ない、訪問件数を増やしたり就業時間内に業務を終えることが出来ます。
➃空き時間の使い方が自由である事業所を選ぶ
担当数が多くなるとよく起きることは訪問リハビリのキャンセルです。
家に行っても居なかった、体調不良で当日キャンセルなどよく遭遇します。
そんな時、社内規定で一度事業所に戻るなどの決まりがある場合、
移動時間が非常に効率が悪いです。
空き時間の使い方に社内規定があるかどうかは予め確認しておきましょう。
➄事業所が管轄する地域の特性を理解する
地域によって特徴があります。
医療保険で行なうリハビリが多い地域、介護保険で行なうリハビリが多い地域があります。
例えば、ファミリー層が多い地域の場合、高齢者が少なく介護保険での訪問看護リハビリが
少なくなります。
逆に小児リハビリなどの医療保険の割合が多くなる傾向があります。
また、指定難病やガンなど医療保険で行なう必要がある患者を多く抱える地域も存在します。
しかし、医療保険で行なうリハビリは経験が必要となるため
技術・知識を持たないセラピストは踏み込みにくい領域となっています。
➅規模が大きくスタッフの人数が多い事業所を選ぶ
訪問リハビリの仕事はケアマネジャーから依頼されます。
その為、営業を行なうことによって安定的に利用者の集客を増やす必要があります。
規模が大きな事業所は、地域への営業を欠かさずに継続しているところが多いです。
また、今後の政府の意向としても訪問看護の大型化を狙って動いているようです。
小さな事業所の場合、人員基準である看護師を最低人数しか用意ておらず何らかの
理由で退職してしまい継続不可になった事例も見たことがあります。
コロナなどの影響で潰れている事業所も少なくありません。
安定的に高収入を維持するためにも、ある程度規模のある事業所を選択しましょう。
まとめ
以上6つが理学療法士として効率的に収入を上げることができる訪問看護事業所の条件に
なります。
転職の際は上記の条件をキャリアアドバイザーに伝えて探してもらうと時間短縮になります。
2020年現在は、まだ訪問看護からの訪問リハビリが高収入なのは変わりませんが
今後の診療報酬改定で減算される可能性は大いにあります。
しかし、だからと言って病院勤務で昇給数千円では満足できません。
様々な経験をして勝ち得た医療従事者としてのライセンスをfullに使用し
生活を豊かにしていきましょう。(‘ω’)ノ
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