理学療法士・作業療法士は刑務所でも働ける【多様な働き方①】

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医療従事者【働き方】

 

 

刑務所などで受刑者に対してリハビリテーションを行なう理学療法士・作業療法士が存在することを知っていますか?

 

理学療法士・作業療法士は主に民間の医療機関や公的病院等で一般の患者を相手にリハビリテーションを行ないます。

 

しかし、多様な働き方の1つとして、『法務技官』があります。

 

 

法務技官【作業専門官】とは刑事施設(刑務所,少年刑務所又は拘置所)において,被収容者に対する作業教育,職業訓練等の指導並びに作業の安全衛生及び企画等の業務に従事する仕事です。

 

 

今回は、そのような刑事施設等で働く理学療法士・作業療法士の働き方を解説します。

 

 

 

 

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理学療法士・作業療法士は刑務所でも働ける【多様な働き方①】

 

 

 

刑事施設でのリハビリテーション需要の高まり

 

 

 

 

 

法務技官として募集される職種は主に洋裁、農業、木工、機械、金属加工、情報処理などが多くありました。

 

しかし、近年はリハビリテーションを行なう医療専門職を公募する刑事施設が多くなっています。

 

 

背景にあるのは受刑者の高齢化の問題です。

 

 

全国の刑務所に収容されている受刑者は約4万人と言われ、そのうち60歳以上の割合は年々増加し、全体の約2割を占めています。

 

 

犯罪白書によると、2019年の65歳以上の受刑者は2252人で、2000年の2.5倍に増え、
特に70歳以上が急増し、4.8倍にも上りました。

 

 

そのため、手押し車を使った高齢受刑者がふらふらと移動したり、移動もままならない受刑者、

 

高齢者の着替えやおむつ交換を介助する若い受刑者もおり、今ではそうした行為も刑務作業に位置付けられています。

 

 

そのような高齢の受刑者に対応するため、一部の刑務所では2020年から「機能向上作業」と呼ばれる作業プログラムが試験的に導入されました。

 

 

つまり、務作業の一環としてリハビリテーションを取り入れ社会復帰や就労支援に繋げようとしているのです。

 

 

 

刑事施設内でのリハビリテーションとは?

 

 

 

 

 

これまでの刑務作業は裁縫や加工といった「ものづくり」から被収容者の再犯防止と社会復帰・就労支援に向けた作業(リハビリ)に変化しています。

 

 

・身体機能の維持・向上を目的とした個別の運動療法
・認知機能の向上を目的に行なう”脳トレ”など
・パソコンなどの機器使用方法を学び就労支援活動に繋げる活動 etc.

 

どちらかというと社会復帰や就労支援など精神的な支援も含めると作業療法の側面が強い傾向があります。

 

 

 

法務技官は国家公務員

 

 

 

 

 

刑事施設(刑務所など)で働く法務技官は法務省の管轄となり国家公務員となります。

 

 

勤務条件等に関しても国家公務員ならではの福利厚生が充実してします。

 

 

 

①作業専門官には,一般の国家公務員に適用される行政職俸給表(一)に比べ,12%程度給与水準の高い公安職俸給表(一)が適用されます。

 

② 宿舎は,勤務庁の近隣に設けられており,公安職俸給表適用職員としての特例により,宿舎費は原則として無料となります。

 

③ 休暇制度として,年次休暇(年間20日間)のほかに病気休暇,特別休暇(夏季休暇,結婚・出産に伴う休暇等)及び介護休暇の制度が設けられています。

 

共済組合の福利厚生制度を利用できます。

 

⑤ 人事管理上,転勤することがあります。

 

⑥採用後に初等科研修(新採用職員に対する研修)を矯正研修所及び採用庁で行います。

 

 

 

 

 

 

法務技官の求人情報の探し方

 

 

 

 

 

基本的には刑事施設(刑務所など)が施設毎に募集しています。

 

 

 

方法①直接問い合わせ

 

 

法務省の公式サイトの『法務技官 作業専門官 選考採用』ページを参考に直接刑事施設に問い合わせましょう。

 

 

しかし、法務技官(理学療法士・作業療法士)の募集がどのタイミングで出るのかはわかりません。

 

 

国家公務員 法務技官(作業専門官)採用ページ

 

 

 

方法②転職サイトを使用する

 

 

理学療法士・作業療法士の求人を取り扱う転職サイトには公務員の求人情報を掲載している場合があります。

 

この場合は、転職エージェントに『理学療法士・作業療法士の法務技官募集情報』を希望している旨を伝えるだけでピンポイントで探すことが可能です。

 

 

 

おすすめの転職サイト

 

 

 

➀マイナビコメディカル

 

 

 

 

公式:マイナビコメディカル

 

 

一般職の転職サイト「マイナビ」が母体です。

 

マイナビでは独立行政法人などの準公務員扱いの医療機関(国立病院機構など)の求人も扱っています。

 

理学療法士のほか、作業療法士、言語聴覚士などのコメディカルを専門に担当制で転職エージェントが付きます。

 

自分では、転職先の内部事情などは聴きにくいものです。エージェントを通して情報収集を行ないましょう。

 

 

 

➁PTOTSTワーカー

 

 

 

 

公式:PTOTSTワーカー

 

 

理学療法士と関連する、作業療法士、言語聴覚士の3職種(PT・OT・ST)に特化した求人情報サイトが、「PTOTSTワーカー」です。

 

業界トップクラスの求人数とレアな非公開求人・独占求人が多いことが強みです。

 

市立病院や準公務員扱いの医療機関の求人を取り扱いがないか確認しましょう。

 

求人数の多さは、直接的な希望に沿った求人に出会えるチャンスと捉えましょう。

 

 

 

➂PTOTキャリアナビ

 

 

 

 

公式:PTOTキャリアナビ

 

特化型の転職支援サービスである「PTOTキャリアナビ」です。

 

非公開型の求人情報サイトで、電話やメール、LINEなどを使って、その求職者にあった病院・介護施設・訪問などのPTOT求人を提案するタイプのサービスです。

 

キャリアアドバイザーを通じて、履歴書や職務経歴書の添削、面接対策を行なえます。

 

 

 

 

 

 

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