こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
1月となると多くのセラピストを目指す学生は就活を終えている頃でしょう。
就活中に疑問に思うことはなかったですか?
理学療法士・作業療法士を目指す学生の多くが直面する、医療系学生の就活暗黙ルールがあります。
今回は、セラピストを目指す学生が困らないように、就職活動の闇と対策方法を解説します。
理学療法士・作業療法士の就職活動の闇とその対策法
➀1つ面接を受けたら、合否が出るまで次を受けられない
これは療法士の情報を発信するPOSTでも紹介されています。
一般企業へ就活を行なう学生であれば、第一希望の企業の他にすべり止めも兼ねて同時に数社の面接を受けるのは当たり前です。
しかし、リハビリ専門職を始めとする医療系学生にとっては一般的にみて“当たり前”ではありません。
必ず一つの医療機関に対し就活を行ない、合否通知が出るまでは、他の医療機関への就活を行なわないように学校側から注意があります。
➁面接と内定を同時に兼ねている場合がある
この愚行が行なわれやすい医療機関の特徴は、学校側と病院側の関係性が深い場合に見られます。
毎年、一定数の卒業生が就職したり、一定数の実習生を受け入れているなどです。
この場合、学校側が就職枠や実習生枠の見返りに成績の優秀な学生を言いくるめ、その病院に就職させようとしてきます。
学校側の情報が筒抜けであり、面接=内定となっているのです。
そして最悪のパターンとしては面接時に内定承諾書(入社承諾書)や労働契約書に記入を求めてくる医療機関が存在します。
医療系学生の必須知識
「1つ面接を受けたら、合否が出るまで次を受けられない」や「内定承諾書や入社承諾書を記入したら就職を断れない」には法的な拘束力は一切ありません。
また、もし内定を頂いている場合に他の医療機関に就活を行なっていることがバレて内定取り消しを迫られても簡単に内定取り消しは出来ません。
内定取り消しには以下に該当する理由が必要です
労働契約書にサインをしてしまった場合も問題ありません。
内定承諾によって労働契約が成立しているとしても民法627条により、その解約を申し入れることができます。(入社日の2週間前までに申し入れ)
新卒ブランドは就職活動の最強禁止カード
新卒の医療系学生は心置きなく、複数の医療機関に就職活動を行ないましょう。
また、自分は実力不足などと思わず、少しくらい難しい医療機関や就職先に就活を行なうべきです。
新卒というのは、全く知識や経験がなくても中途採用ではほぼ入職できない大病院や、大手の企業病院、公的な医療機関などに就職するチャンスなのです。
これらの医療機関は、中途採用の場合よっぽどのコネと実力がなければ採用されることはありません。
無駄な学校や病院が設定したルールなどに縛られることなく、自分の納得のいく就職活動を行ないましょう。
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