こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
SNSで盛り上がった話題の理学療法士協会入退会問題。
今回は、どのような人は休会や退会を検討した方がいいのか、また入会した方がよいパターンをまとめて解説していきます。
理学療法士協会を利用しない人は休会しよう【年会費節約術】
理学療法士会員が利用できる協会サービス
日本理学療法士協会の休会をおすすめする理由
➀年会費が高すぎる
年会費は日本理学療法士協会+都道府県理学療法士会の合計です。
約20,000円を毎年支払っていることになります。
さらに厄介なのが、日本理学療法士協会に入会すると都道府県士会も強制的に加入させられることです。
つまり、都道府県士会だけ退会するなどは出来ず、会費をセットで引き落とされます。
➁自己研鑽・学術活動を行っていない人
協会サービス➀➁➃は会員で最も頻繁に利用するサービスの一つです。
このためだけに入会していると言ってもいいでしょう。
しかし、自己研鑽や学術活動を行っていないPTはこれらのサービスを利用せずただ年会費を納めているだけになっています。
➂理学療法士賠償責任保険は補償内容が低レベル
日本理学療法士協会の賠償責任保険は強制加入ですが、追加オプション年3470円を付けなければ1事故300万円までしか補償されません。
過去の医療訴訟の判例を見ても数千万円~数億円の支払いを請求されています。
つまり、手厚い補償を得るには年間約23470円近くを支払わなければなりません。
民間の理学療法士個人に対する賠償責任保険に加入した方が安く済みますね。
2020年度版 Willnext「医療専門職向け賠償責任保険」
➃選挙関連の不祥事が多い
日本理学療法士連盟の組織内候補として夏の参院選に出馬する田中昌史前連盟会長が、当選した場合、在任中に連盟に計3600万円を支払う誓約書を交わしていました。
(詳細:東京新聞)
協会が一丸となって推薦していた人物が不正にも似た行為を協会とグルになって行っていました。
➄福利厚生サービスは不要なものばかり
旅館やカラオケ、テーマパーク、飲食店など決まったお店で2~5%割引を会員割引を受けられます。
しかし、ラインナップが低レベル過ぎます。
いつ使うんだ!とツッコミを入れてしまそうになるほどの低レベル。
その他のポイントカードの方がポイント還元を受けれます。
理学療法士協会を休会した方がよい人
上記のサービスを利用していない人は退会・もしくは休会をお勧めします。
退会でもよいですが、もしもの時のために休会をおすすめします。
休会手続きをすれば、年会費の支払いせずに済み、復会手続きをすれば再度会員に戻ることが出来ます。
休会のタイミングは前年度の2月20日までに休会申請を行ないましょう。
1年に1回は休会延長申請を行ない休会を延長しましょう。
理学療法士協会に入会した方がよいパターン
将来的に以下の条件が認められた場合は入会を検討すべきかも知れません。
協会会員であることで診療報酬が加算・減算された時
協会の資格である認定理学療法士や専門理学療法士に診療報酬の加算が付いた場合です。
しかし、これらは半田会長自ら困難であると言及しています。
認定理学療法士の資格の取得方法はこちら(‘ω’)ノ
まとめ
日本理学療法士協会の入会率は医療従事者の中でもトップクラスに高く85%以上を保っています。
しかし、利用しない人は休会や退会をしても何ら生活や仕事面で困ることはないでしょう。
削減できた年会費を別の勉強に役立てましょう。
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