海外で理学療法士として働く方法を解説!

海外 転職&スキルアップ

こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。

 

日本の理学療法士は医療系ライセンスの中でも3本の指に入るほど

低収入・重労働・将来性なしを痛感している現状です。

 

 

日本で働いているのであれば

貰えるかわからない年金問題、年々高くなる社会保障消費税減り続ける年収が追い打ちをかけてきます。

そうだ!海外で理学療法士として働けばいいのだと。

 

もし海外で理学療法士として働きたい方はどうすればよいのかを解説します。

 

まずは結論から

 

・海外で理学療法士として働くのは困難を極めるチャレンジ
・時間と金と学力が必要
・目指す価値はある

 

海外で働く理学療法士の魅力

医療 チーム

➀高収入

なんと言っても年収が大きく違います。

 

日本の理学療法士の場合、平均年収が420万円程度ですが

理学療法士先進国であるアメリカでは平均年収970万円オーストラリアでは500~1000万円

となっており夢があります。

 

➁社会的地位が高い

海外の理学療法士の国民への認知度は桁違いに高いのが特徴です。

そのため、社会的な地位や信用が高くなっています。

 

海外では、国民皆保険制度がないため病気やケガなどがあれば、かかりつけ医院を利用する

感覚で理学療法士がいる施設を利用します。予防に関する意識の違いがあるようです。

 

➂一部の薬の処方や開業権が認められている国がある

薬

 

国によって、差はありますが薬の処方が一部許可されている国があります。

また、開業権も認められている国が多いです。

 

日本では医師に医療的な権限が一極集中していますが、海外では理学療法士が医師に近い

性質を持っています。

 

海外でセラピストとして働くためには?

地球

パターン1
直接働きたい国の理学療法士免許を取得する方法

 

パターン2
日本で理学療法士免許を取得し海外で働きたい国の資格を取得する方法

 

があります。

 

パターン1は書いて字のごとく、働きたい国の理学療法士養成校に再度入学し国家試験に

チャレンジする方法です。

今回は、ゆとりPTを含めパターン2の方法が大多数のためそちらを解説します。

 

日本理学療法士協会はWCPT(世界理学療法連盟)に加盟しています。

 

現在、100を超える国と地域が加盟しておりWCPTの加盟国間では理学療法士免許の

登録と書き換え試験を行なうだけでその国で理学療法士として働くことが出来ます。

 

 

つまり、

日本の理学療法士免許を持っているとWCPT加盟国で働くのであれば
養成校に通い、国家試験を受験する必要がないのです(各国の登録要件による)

 

海外で理学療法士として働くまでの壁

 

➀言語・語学力の問題

語学

 

一番の問題点はこれといっても過言ではありません。

 

書き換え試験を受験するにしても、書類を提出するにしても全て現地の言葉でやり取りしなければなりません。

 

参考までに各国の書き換えに必要な語学力のレベルです。

 

・イギリス:IELTS OA 7.0レベルの英語力 
・オーストラリア:IELTS英語テストを受験し、すべてのセッションで7.0以上の成績
・ドイツ:ドイツ語レベルB2以上の認められた資格証明書
・カナダ:英語(IELTS OA7.0以上)

 

語学の壁は想像以上に高く、基本的に他国で理学療法士を目指す方々は元々英語圏で

公用語の他に第二言語として英語を修得済みである方が多いです。

 

そのため、日本人は書き換えテストを受験する前に語学勉強と海外の理学療法の勉強を

兼ねて現地の大学に入学する方も多いと聞きました。

 

➁金銭的な問題

 

語学学校の授業料と現地の生活費考えると数百万円は軽く必要となってきます。

 

更には書き換えテスト(筆記試験や実技)に向けて勉強時間の確保も必要となります。

そのため貯金は必須となっています。

 

では、現実的にはかなり難しいということ?

他になにかいい方法はないの?

 

あります。

海外青年協力隊(JICA)を利用し語学力と海外経験、資金を得る方法です。

 

海外青年協力隊(JICA)を利用する方法

ボランティア

海外青年協力隊(JICA)とは

 

独立行政法人国際協力機構(JICA)は開発途上国へ、

それに見合った技術・知識・経験を持ち、開発途上国の人々のために生かしたいと望む方を

募集し、選考、訓練を経て派遣するボランティア活動を言います。

 

語学力を効率よく鍛えることができる

 

JICAでは派遣国での語学問題を解決するために、2ヶ月以上に及ぶの派遣前研修を行ないます。

この訓練の大部分を占めるのが語学学習で、約200時間の学習により基礎を叩き込みます。

 

派遣される国によって学ぶ言語は異なりますが、フィリピンマラウィといった英語圏

派遣を希望すると専門の講師から指導を受けれます。

 

さらに2年間の派遣生活で、理学療法士として英語を使って働くため、医療英語までかなりのレベルに到達することができるでしょう。

 

日本からお金を使って語学留学をするよりも現地で理学療法士として働きながら現地の言葉と

医療英語を学べるので学習スピードも速いはずです。

 

金銭的な援助を受けることができる

お金

 

派遣国での生活費は全てJICAから支払われます。

 

更に、一時帰国の時は渡航費用も負担してくれる場合があるため自分のお金はほとんど使いません。

 

また、任期を終えることで就職準備金として約200万円振り込まれるため

海外へのチャレンジ資金として使用することができます。

海外経験を培うことが出来る

 

開発途上国というインフラも整備されていない環境に飛び込み2年間の任期を全うする経験

今後、海外で理学療法士として働く上での支えとなることは間違いありません。

 

更に、派遣国には日本からの駐在員もいるためわからないことや困ったことがあれば

サポートを受けることができます。

 

まとめ

 

海外で働く理学療法士に憧れたことがありましたが、

SNSで海外の理学療法士免許をお持ちの方は本当にリハビリテーションが好きなのだ
と実感する発信を行なっています。

 

語学の問題を乗り越えても医療英語の試験問題や学位の問題(博士号)なども

必要な国があったりと、その内容は様々です。

 

現在は、SNSなどから海外で活躍されている理学療法士をはじめ様々な医療従事者と

関わることができるので、興味のある方は最新の情報に触れることをお勧めします。

 

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