こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。
昨今、セラピストのマネーリテラシーは低いと言われており
貯蓄(貯金)をせず、趣味や娯楽にお金を浪費する人たちが多いのが現実です。
セラピストの平均年収は400万円前後であり、手取り年収は約320万円前後になります。
マイルド貧困層に分類されます。
今回は金融広報中央委員会が調査した「家計の金融行動に関する世論調査(2019年)」より、貯蓄ゼロの実態を解説します。
実際の自分の立ち位置を理解し、将来に向けて考える機会を持ちましょう。
20歳代貯蓄ゼロのセラピストは危機感を持とう
まずは結論から
世間の貯蓄ゼロの割合
シングル低所得は貯蓄ゼロが半数近くは金融資産を全く持たない貯蓄ゼロが増えています。
貯蓄ゼロでは、ちょっとしたアクシデントで家計破綻を招く恐れがあります。
金融広報中央委員会が調査した「家計の金融行動に関する世論調査(2019年)」より
上の表は単身世帯での年収、年齢別の金融資産非保有割合をパーセントで表しています。
そのうち、50%以上を赤、30%以上を緑で色付けしています。
赤で色付けされた将来の備えの貯蓄ゼロ50%以上は、全世代の収入なしという結果に。
また、貯蓄ゼロ30%以上は全世代の年収300万円未満、20歳代と50歳代の年収300~500万円という結果でした。
50歳代働き盛り世代でも、年収500万円までは貯蓄ゼロ割合が多くなっています。
つまり、どの年代でも収入が低いと貯蓄ゼロが半数程度存在するということです。
低年収セラピストも貯蓄ゼロの可能性がある
注目は、20歳代300万円未満で48.3%が貯蓄ゼロである点です。
実は、20歳代の年収の最多層は300万円未満。20歳代の約6割が収入はあっても年収300万円未満となっています。
収入はあっても年収300万円未満のこの最多層で貯蓄ゼロが約半数。20歳代のシングルの貯蓄事情はかなり厳しい状況であることを示します。
年収が300~500万円になると貯蓄ゼロも3割程度。
しかし、20歳代で貯蓄が形成できないと、30歳以降での貯蓄ゼロからの脱却は難しくなります。
ファミリーでも低年収は貯蓄ゼロが多い
ファミリーになっても、年収300万円未満は貯蓄ゼロの割合が多くなっています。
あらゆる世代で3割から4割が貯蓄ゼロ。50歳代では、5割近くまで増えています。
ファミリー世帯にとって、年代があがるごとに教育費が掛かり、年収が増えないと貯蓄ができない様子がよくわかります。
また、年収300~500万円までをみても、貯蓄ゼロは全世代で2割前後います。
50歳代では、3割近くとかなり増えています。貯蓄ゼロ世帯がファミリーで年収500万円程度までにも多くひろがっている様子がわかります。
年収が上がっても生活水準を維持しよう
年収が増えると貯蓄ゼロは減ってはいますが、なくなることはありません。
年収1000~1200万円をみると、30歳代から70歳以上まで一定数は貯蓄ゼロ世帯がいます。
これらは調査対象が少ないですが、貯蓄ゼロの高所得者がいることは事実です。
収入が多くても高級住宅に住む、高級車を買うなど生活水準を上げていると貯蓄が出来ません。
まとめ
以上のことから大きく分けて貯蓄ゼロとなる理由が2つです。
➀低収入
年収300万円未満では大半が生活費に消えてしまい、貯蓄まで回らない現状があります。
ファミリー層では、世帯年収500万円以上なければ貯蓄できない場合が多くなります。
年収を上げるためには転職が一番早く効率的です。
貯蓄に回す余裕がある人は資産運用も学んでいきましょう

➁支出を抑えられない
稼いでもあるだけ使ってしまう場合です。
貯蓄するためには、稼いでも過度に生活水準を上げないようにしましょう。
これは、収入の高い低いにかかわらず、一定数はいます。
ファミリー層でも教育費やローンが高額になり貯蓄がない(使ってしまった)という場合も当てはまります。
保険の見直しや住宅ローンなどを組むときは注意をしましょう。
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