もしかしたらこの医療機関はブラックなのかも、、。
でもまだ決まったわけじゃないからとりあえず、働き続けよう。
理学療法士・作業療法士を始めとする医療従事者が仕事を続けるうえで、どういった職場が早期に撤退(転職)をした方が良いのでしょうか?
今回は医療従事者が早期転職の判断ができるようになる撤退基準の特徴について解説します。
医療従事者が早期に転職を考えた方がいい『撤退基準』
基準①サービス残業が多い
残業が常習化している勤務先では、どんなに生産性のある仕事をしてもサービス残業は自身の時間の切り売りです。
月にどれくらいの残業があれば撤退基準となる?
ずばり残業時間が月25時間以上が撤退基準となります。
転職サイトdodaが、企業に勤務する15,000人に行った調査では1カ月の平均残業時間は、20.6時間とされています。
この調査は、2020年4~6月に行われたもので、緊急事態宣言前の2020年1~3月の調査では、28.1時間とされています。
つまり残業時間が月25時間以下の会社は、比較的ホワイトな会社であると言えます。
1か月あたりの所定出勤日数が22日程度の方では、月に25時間の残業をすると1日あたりの残業時間は、1.13時間となります。
つまり、ほぼ毎日1時間程度の残業をしていることになります。
しかし、これは残業が常習化している場合の基準なので注意しましょう。
基準②仕事の役割が曖昧な場合
誰が何をやるのかといった業務の割り振りが決まっていない場合は要注意です。
こういった職場の場合には責任感が強く、やる気のあるスタッフに仕事の負担が集中してしまう場合があります。
キャパオーバーにならず、役割分担をきっちり決めている勤務先を選ぶようにしましょう。
基準③古い慣習が根強い
医療機関に多く見られます。
などの勤務先は撤退基準の1つです。
ただただ消耗してしまうことになりますのでこういった職場からは早く抜け出すことを考えた方が良いでしょう.
また勤務時間と自己研鑽の時間の違いについてはこちらを参照ください。
基準④人間関係が破綻している
スタッフ間の仲が悪かったり、派閥ができている勤務先は要注意です。
自分自身も派閥争いに巻き込まれてしまうおそれがあり、高確率で経験年数が長いだけのお局が存在します。
休職者の数や全スタッフのうち、5~10年目の中堅がゴッソリ抜けているなども将来性が危ぶまれるポイントです。
理学療法士の平均勤続年数は6.1年ですが、長く安定的に勤めるためにも人間関係が良好かどうかは撤退基準となります。
まとめ
だらだらと年齢だけを重ねると自身の市場価値を失ってしまいます。
転職のタイミングとは自身で決める撤退基準が重要となるのです。
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