訪問リハビリのセラピストが高収入な理由(仕組みを解説)

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こんにちわ(‘ω’)ノゆとりPTです。

 

セラピストが働く分野で高収入なのは間違いなく訪問分野です。

 

未だに年収600万円と掲げる求人もよく目にします。

 

非常勤の場合でも訪問1件当たり3,000~4,000円といった報酬で高時給を叩き出せます。

 

では、なぜ訪問分野は、その他の医療機関等と比較して給与が高いのでしょうか?

 

本日は、訪問リハビリのセラピストが高収入な理由(仕組み)を解説します。

 

 

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訪問リハビリのセラピストが高収入な理由(仕組み)

 

 

理由➀:高単価な診療報酬

 

訪問分野のリハビリは大きく分けて2つに分類されます。

 

・訪問看護ステーションからの訪問リハビリ
・病院・診療所又は介護老人保健施設からの訪問リハビリ

 

両者で単価は違います。

 

 

どちらも一人の利用者には1週間に6回までと決まっています。(医療保険で受ける場合はがん末期患者などで例外もあり)

 

 

 

また、両者ともに算定可能な加算が複数あります。

 

そして、介護保険よりも医療保険で行なう訪問リハビリの方がさらに高単価です。

 

 

 

理由➁:人件費率が高い

 

病院の場合
・医薬品費、診療材料費、設備関係費としてリース料と減価償却費etc.の経費
・収益を生まない部署(事務や総務など)の人件費が掛かる
訪問看護ステーションの場合
・医療従事者が直接訪問しサービスを提供するビジネスモデルのため、設備投資が少額

 

上記の理由から訪問看護ステーションの維持費(経費)は安くなっています

 

・病院の場合:人件費率50~60%
・訪問看護ステーション:人件費率70~80%

 

厚生労働省の介護事業経営実態調査結果では、以下のような結果になっています。

 

訪問看護ステーション(介護予防を含む)

  • 有効回答数            :598施設
  • 利用者1人あたり収入(1日あたり):7,864円
  • 利用者1人あたり支出(1日あたり):7,471円
  • 収入に対する給与費の割合     :76.6%
  • 収支差率             :5.0%

平成23年実態調査

  • 収入に対する給与費の割合:80.0%
  • 収支差率:2.3%

 

人件費率から考えると、 病院・診療所又は介護老人保健施設からの訪問リハビリよりも訪問看護ステーションからの訪問リハビリに従事した方が給与は高い傾向にある場合が多いです。

 

理由:➂インセンティブ(出来高報酬)がある

 

 

訪問リハビリの給与形態では件数によりインセンティブを設定している勤務先も多くなっています。

 

件数をこなす程、給与が高くなるわけです。やりがいはありますよね。

 

多くの場合、1ヶ月100~120件を目安に回ることが多いでしょう。

 

1日6件×5日=1週間30件

1週間30件×4=120件

 

多くの場合、以下の3パターンです。

 

・1件当たり〇〇円(トータル件数×少額500円前後)
・70件以上で以降1件当たり〇〇円(70件以上から×中額1,000~2,000円前後)
・90件以上で以降1件当たり〇〇円(90件以上から×大額3000円~4000円前後)

 

今後も訪問リハビリ分野は稼げるのか?

 

2021年度の介護報酬改定に向け、

10月22日に開催された社会保障審議会・介護給付費分科会では以下の内容の議論が行われました。

 

 

➀訪問看護ステーションにおける理学療法士等による訪問が増加していること
➁理学療法士等の訪問が多い事業所は看取りの実績が少ない軽度者の割合が高いこと
➂専門性が高く看護職員の割合が高い事業所の報酬を上げようという見直し

 

訪問リハビリ分野、特に訪問看護分野には逆風が吹いています。

 

しかし、一方で上記の指摘内容を楽観視する意見も見られます。

 

理由としては、

 

・訪問分野ではリハビリのニーズが圧倒的に多いこと
・理学療法士等のリハビリ回数を減らしても、他サービスで代償する手段がないこと
・訪問看護によるリハビリ訪問が多い指摘は10年以上前から言われ続けていること

 

つまり、地域サービスとして強固に結びついてしまっており現段階で回数制限等を設けようものなら代償する手段がなく、地域医療が崩壊する可能性があるのです。

 

しかし、今後に訪問分野への転職を検討しているセラピストは注意が必要です。

 

訪問リハビリ分野への転職の注意点

 

➀看護職員の割合が高い事業所を選ぶこと
➁ある程度規模の大きな事業所を選ぶこと

 

この2つが非常に重要になります。

 

➀は診療報酬改定の議題にも挙がった通り、今後は看護職員の割合によって報酬に差が付けられます。

また中~重度の利用者を見る割合も必然的に多くなり医療保険(高単価)な利用者が多い傾向にあります。

 

➁については長期的な事業所の存続に関わるためです。

 

多くの訪問看護ステーションが小規模事業所です。

利用者を獲得するためのマーケティング戦略や医療機関とのコネクションなど大規模な事業所には劣り、市場競争に負けてしまう恐れがあるためです。

 

セラピストが高収入を目指すための訪問看護ステーションの選び方はこちらも参考に。

 

理学療法士の収入をUPさせる時に選ぶ訪問リハビリ事業所の6つの条件
理学療法士が高収入を目指すのであれば訪問看護ステーションが一番です。 その理由を解説します。

 

 

まとめ

 

訪問リハビリ分野が高収入な理由は以下の通りです。

 

・診療報酬が高い
・人件費率が高い(特に訪問看護)

 

しかし、訪問リハビリ分野には次年度の介護診療報酬改定で厳しい意見が出されています。

 

問題視されている部分をクリアしている事業所であれば、

 

今後もまだまだ訪問リハビリ分野は高収入であると言えます。

 

転職はエージェントを利用することをおすすめします。

・住んでいる地域の訪問リハビリの需要をすることができる
・年収の相場を知ることが出来る
・看護職員の割合も確認できる
・運営状況などの内部情報も知ることができる

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